サプリメントについて

こんにちは!
ママ薬剤師のカーコです

健康志向が高まるにつれて、サプリメントを摂ることで体の調子を整えるようとする方が増えています。そんな昨今、薬剤師としても対応できるスキルを備えておきたいものです。

サプリメントを利用する理由
2012年に消費者委員会が消費者庁の依頼により、20~79歳までのサプリメントを利用している男女10,000人に対して行ったサプリメントの利用理由に関するアンケート結果があります。回答は以下の通りです。

「体調の維持や健康の増進を目的として利用している」という回答が50%で最も多く、次いで「健康の増進」が43%、「特定の栄養素の補給」が40%、「疲労回復」が35%という結果でした。

サプリメントの種類
サプリメントは大きく分けると二つのグループに分けられます。
① 「ビタミンC」や「ビタミンD」、「亜鉛」や「鉄」などの日常的な食品からも摂取できる栄養成分を中心としたサプリメントです。

②機能性に着目したサプリメントです。青魚に含まれる「EPA」や「DHA」、抗酸化作用が注目される「コエンザイムQ10」、認知機能への効果が注目されており、医薬品との相互作用でも知られる「イチョウ葉」などです。

サプリメントのエビデンス
消費者庁は「食品の機能性評価モデル事業」として、2012年4月にサプリメント成分の効果性に関わる研究結果を公表しました。

グレーゾーンの多い機能性追求成分についてのエビデンスを追究したうえで、この結果から総合評価がA(研究デザインの質や数、エビデンス、作用機序や対象が日本人で肯定的かなどを多面的に判断した結果、最もよい評価を受けたもの)だったのが「EPA/DHA」です。「EPA/DHA」が持つ効果性のなかでも心血管疾患リスクの低減や血中中性脂肪の低下、関節リウマチ症状の緩和に対して高い評価が下されました。そのほか、「ルテイン」による加齢黄斑(おうはん)変性の進行抑制や「コエンザイムQ10」の心機能改善効果、「イチョウ葉」の認知機能改善、「ノコギリヤシ」による軽度の頻尿、排尿障害の改善効果などに対しては、総合評価Bと判定されました。

 

サプリメントは医薬品同様に日進月歩の分野。我々も勉強の日々です
気になることがありましたら、お気軽に薬剤師・登録販売者にご相談くださいね

【参考URL・書籍】
■ 健康食品による健康被害の未然防止と拡大防止に向けて
■ 消費者の「健康食品」の利用に関する実態調査
■ 「食品の機能性モデル事業」の結果報告