カテゴリー別アーカイブ: 時事ネタ

新年、感染性胃腸炎に注意!!

こんにちは

ママ薬剤師のカーコです

 

明けましておめでとうございます

肥後薬局は今年も皆様に信頼される薬局となれるよう従業員一同精進して参ります

今年もどうぞ宜しくお願いいたします

 

 

新年、皆様、健康に過ごされているでしょうか。

さて、岡山県では1月23日に「食中毒(ノロウイルス)注意報」が発令されました

 

冬の感染性胃腸炎の原因は、ノロウイルスなどのウイルスによるものが多いと言われています!

 

<ノロウイルス感染症の症状>

主な症状ははき気、おう吐及び下痢です。

感染してから発病するまでの「潜伏期間(せんぷくきかん)」は短くて10数時間~数日(平均1~2日)であり、症状の持続する期間も数時間~数日(平均1~2日)と短期間です。

 

<家庭における注意点>  

1.最も重要な予防方法は手洗いです。帰宅時、食事前には、家族の方々全員が流水・石けんによる手洗いを行いましょう。

2. 貝類の内臓を含んだ生食は時にノロウイルス感染の原因となります。高齢者や乳幼児は避ける方が無難です。

3. 調理や配膳は、充分に流水・石けんで手を洗ってからおこないましょう。

4. 衣服や物品、おう吐物を洗い流した場所の消毒は次亜塩素酸系消毒剤(家庭用塩素系漂白剤の場合は約200倍程度に薄めて)を使用してください。

次亜塩素酸系消毒剤を使って、手指等の体の消毒をすることは絶対にやめてください。

○ノロウイルス感染症とその対応・予防(家庭等一般の方々へ)(国立感染症研究所)より

インフルエンザにご注意!

こんにちは

ママ薬剤師のカーコです

朝晩の冷え込みがきつい近頃ですが、皆様体調はいかがでしょうか。

 

さて、こんなニュースを目にしました

「神奈川県の小学校で今季初となるインフルエンザによる学級閉鎖が発生した。昨年に比べると1カ月以上早く学級閉鎖となった。」とのこと。

 

岡山県の発表では、10 月 21 日 ~ 10 月 27 日の1週間で県全体では22人のインフルエンザ発症報告があったそうです

インフルエンザの本格的な流行は、通常 12 月に入ってからといわれますが、すでに学校等の臨時休業の報告が あることを考えると、早めの感染予防が必要ですね!

また、インフルエンザを発症した際の重症化を防ぐためにも予防接種は受けておきたいですね

 

<インフルエンザワクチンの効果期間について>

・一般的には、接種をしてから2週間目~5か月間程度は効果が持続するとされています。効果には個人差もあるため、あくまで目安と考えてください。

 

手洗い・うがいも忘れずに習慣化し健康に過ごしましょう

梅雨の体調不良を乗り切ろう!

こんにちは

ママ薬剤師のカーコです

梅雨が近づく今日この頃、何となく体調が悪くなることはありませんか。

 

梅雨の体調不良は「お天気病」とも呼ばれています

気温や気圧、湿度の変化は人間の体に影響を与える原因でもあります。

梅雨の時期の過剰な湿気の中で、気温や気圧・湿度などが急激に変化すると、自律神経の働きが乱れやすくなります

この自律神経のバランスの乱れが、体調不良の原因の一因となります。

 

そこで、今日は自律神経の乱れを整えるための方法をご紹介します

 

☆自律神経の機能を高める「首温活」

自律神経の機能を高めるのに効果的なのは首温めです。

・太い血管がある首を温めると全身の血液が温まりやすくなり、冷えや疲れもやわらぎます!

・首を温めると副交感神経の機能も高まりリラックスすることができます!

 

ぬるめのお風呂でリラックス

38〜40℃のぬるめのお風呂に首まで5分間つかりましょう。さらに余裕があれば、半身浴を10分間プラスしましょう。

 

起床後1杯の水を飲む

水を飲むことで胃腸の神経が適度に刺激され、朝食の消化吸収がよくなり、腸の働きが活性化。自律神経のバランスを整える効果もあります。

 

☆適度な運動

適度に身体を動かすことで血流もよくなり、自律神経の機能が高まります。

エスカレーターやエレベーターを使わずに階段を使うなど、まずは日常生活の中でできる運動に取り組みましょう

 

早めの花粉症対策を!

こんにちは

ママ薬剤師のカーコです

さて寒暖差が激しい今日この頃ですが、来週は寒気が北上。気温は3月並みの日がこれまでより長く続いて、春めいてくる見込みだそうです九州では20度くらいまで上がる所もあるとのことです
2019年春の花粉飛散量は、例年比でみると、東北から近畿でやや多い地方が多く、中国地方では多い見込み、四国は例年並みで、九州は例年並みか多めとなりそうとのこと。

早めの花粉症対策が必要ですね

 

花粉症対策

<家の外>

外出を控えめに

1日のうち飛散の多い時間帯(午後1時~3時頃《注:地域によって差があります》)の外出もなるべく控えましょう。

 

外出時は完全防備

帽子・メガネ・マスクを身につけて。衣類はツルツルした素材を選びましょう。

 

家の中に花粉を入れない

衣服・ペットなどについた花粉は、きちんと外ではらって玄関でシャットアウト。なるべく室内に持ち込まない工夫と努力を。

 

帰宅後は洗顔やうがいを

体についた花粉はきちんと洗い流しましょう。

 

<家の中>

布団を外に干さない

外に布団を干してしまうと花粉がついてしまいます。どうしても干したいときは、花粉の飛散量が少ない午前中に。取り入れる際は花粉をはたいて、さらに布団の表面を掃除機で吸うと効果的です。

 

枕元の花粉を拭き取る

枕まわりの約1mぐらいを水で少し湿らせたティッシュやタオルで拭き取りましょう。

 

室内で空気清浄機を活用

風邪をひかないために!

こんにちは!

ママ薬剤師のカーコです

最近、寒暖差が多い日が続きますが、皆さま風邪などはひいていないでしょうか。

 

今日は風邪をひかないための生活習慣についてご紹介したいと思います

 

まず、風邪の感染ルートは主に下記があります。

1.「接触感染」・・・ウイルスの付着した手を介して、口や鼻の粘膜から感染する

2.「飛沫感染」・・・風邪をひいた人の咳やくしゃみによってウイルスを含んだ小粒子が飛び散り、それを吸い込むことによる

3.「空気感染」・・・咳やくしゃみの飛沫の水分が蒸発して空気中に浮遊したウイルスを吸い込むことによる

 

風邪の予防について

「こまめに手洗いをする」「マスクを着用する」「症状の出ている人に近づかない」ことが基本です

また、体力や抵抗力が低下している人はウイルスに感染しやすくなります。風邪に負けない身体づくりのために、次のことを実践しましょう。

1.十分に栄養をとり、適度に運動する

・免疫力を高めるためには十分な栄養が必要です。予防には、免疫物質のもととなる「たんぱく質」、免疫力を高める「ビタミンC」、粘膜を丈夫にしてウイルスの侵入を防ぐ「ビタミンA」を積極的に摂りましょう

また、適度な運動は風邪に負けない体力づくりや、免疫力の向上に役立ちます。

 

2.しっかりと睡眠をとる

・睡眠は体力や身体の機能回復に欠かせません。

 

インフルエンザは例年12~3月頃に流行します。11月頃からは予防接種などインフルエンザ対策も気を付けたいですね

梅雨の時期、健康に乗り切りましょう!

こんにちは!ママ薬剤師のカーコです

 

中国地方では平年より2日早く、昨年より15日早い梅雨入りが発表されました

 

さて、梅雨のじめじめしたこの時期、体調不良を感じることはありませんか。

梅雨時期に多い病気として「季節病」や「気象病」が挙げられ、これらの主原因は自律神経の乱れと考えられています。

「季節病」は、季節毎の気圧や気温によって起こる不調であり、「気象病」は気圧の変化によって人体へ影響が出る病気で、梅雨などの気圧が大きく変化する時期に多く起こります。

 

そこで本日は自律神経の働きを整えるような生活をご紹介します

 

1.生活のリズムを整える

体内時計の乱れは、自律神経の働きにも影響を与えます。起床・就寝・食事の時間をできるだけ規則正しくしましょう。体内時計は朝の光を浴びることでリセットできます。朝は、カーテンを開けて太陽の光を浴びたり、電気をつけて部屋を明るくしましょう。

 

2.睡眠をしっかりとる

夜更かしが続くと副交感神経の働く時間帯に交感神経が働き、神経の働きの切り替えがうまくいかなくなります。睡眠をしっかりとり、心身の疲れを取り除きましょう。

 

3.適度な運動を行う

散歩やウォーキングなど、軽い運動は自律神経の働きを整える効果があります。

 

4.リラックスする時間をとる

交感神経の興奮を鎮めるには心身の休息が必要です。音楽を聞いたり、お風呂に入るなどリラックスした時間をとりましょう。

 

5.食事のバランスに気を付ける

食物に含まれるビタミン・カルシウム・ミネラルなどは自律神経の働きを整える作用があります。

 

 

自律神経を整え、健康に梅雨の時期を乗り切りましょう

桜開花宣言&花粉症対策について

こんにちは!

ママ薬剤師のカーコです

本日(3/25)、岡山地方気象台より、さくら(ソメイヨシノ)の開花を観測しましたという報告がありました

本日、後楽園に行ってきましたがまだまだ蕾が多かったですこれからが楽しみですね

 

 

また、皆さま花粉症の症状はいかがでしょうか

<スギ花粉>

西・東日本の広範囲で3月中旬〜下旬がスギ花粉の飛散ピークとみられます。

<ヒノキ花粉>
3月が終わりに近づくと、ヒノキ花粉の飛散が増えていきます。九州は3月下旬〜4月中旬、東海や関東では3月下旬~4月上旬、中国や四国、近畿では4月上旬~中旬にヒノキの花粉飛散量がピークとなる予想です。
 

<花粉症対策>

花粉症の方は、マスクやメガネの着用、薬の服用など、ご自身にあった花粉症対策があると思います。それに加えて日々の対策の一つとして、「花粉を家に持ち込まない」ことがあげられます!

<外出前>
・ナイロンなど花粉が付きにくい素材の服をチョイスしましょう。
・花粉の吸着を防ぐスプレーで花粉をブロックしましょう。

<帰宅後>
・家の扉を開ける前に、服や鞄についた花粉を払い落としましょう。もしくは衣類用の粘着シートで花粉を除去しましょう。
・帰宅後は早めに入浴し、肌や髪についた花粉を洗い流しましょう。

夏から注意!RSウイルスについて

こんにちは!ママ薬剤師のカーコです

今年は夏から、RSウイルスが流行っているようです

今日は乳幼児が最も感染しやすいと言われるRSウイルスについてご紹介したいと思います。

 

RSウイルス感染症について

RSウイルス感染症は、病原体であるRSウイルスによって発生する呼吸器感染症です。

年齢を問わず、生涯にわたり感染を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の小児がRSウイルスの初感染を受けるとされています。

 

症状

大人がRSウイルスに感染しても、軽い鼻かぜ程度でおさまることがほとんどです。赤ちゃんが感染した場合も、通常は38~39度の発熱や鼻水、せきなど普通のかぜの症状が出て、8~15日くらいで治ります。

ところが症状が悪化すると、細気管支炎や肺炎を引き起こすこともあります。

重症化すると喘鳴(ゼイゼイ、ヒューヒューとした呼吸)や、さらに呼吸が速くなり、呼吸困難や無呼吸があらわれたり、入院による治療が必要な場合もあります。

 

予防法

・手洗いを徹底する

RSウイルスは非常に感染力が強く、ウイルスがおもちゃなどに付着してから4~7時間は感染力を持っているといいます。日ごろから外出の後や調理・食事の前、鼻をかんだ後などは石鹸でよく手を洗いましょう。

 

・流行期には人ごみを避ける

RSウイルスが流行する秋から春の季節には、赤ちゃんを人ごみに連れて行かない配慮も必要です。

 

・身の周りのものをこまめに消毒しましょう

RSウイルスは目や鼻、口の粘膜から感染します。家庭内にかぜをひいている人がいるときは、アルコールティッシュなどで赤ちゃんの周りのものをこまめに消毒しましょう!

 朝方が冷えたりと気温の寒暖差が激しい日が続きますが、皆さま手洗いを徹底して健康に過ごしましょう

ヒアリに注意!!

こんにちは!ママ薬剤師のカーコです

暑い日が続きますが、皆さま体調はいかがでしょうか。

今日は、最近話題のヒアリのニュースを紹介したいと思います

 

今月6日、岡山県倉敷市の水島港で、およそ200匹のアリが見つかり、鑑定の結果強い毒を持つ南米原産のヒアリと確認されました。専門家による鑑定の結果、9日ヒアリと確認され、このうち2匹が女王アリだったということです。

 

形態:大きさや特徴

・体長2~6mm。

・主に赤茶色。

・体色は赤褐色、腹部が暗色。

 

刺された際の症状

・刺されると、アルカロイド系の毒によって非常に激しい痛みを覚え、水疱状(すいほうじょう)に腫れる。

・毒に対するアレルギー反応(アナフィラキシーショック)を引き起こす場合があり、北米だけでも年間で1500件(本種を含めた“fire ant”全体の件数)近く起こっている。

 

刺された際の対処法

刺さされた直後の対処

・20~30分程度、安静にし、体調の変化がないか注意

・症状が悪化しない場合には、ゆっくりと病院を受診

 

☆症状が悪化する場合

・一番近い病院を受診する(救急受け入れのある病院が望ましい)

「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらう

 

岡山県は、卵やさなぎが見つかっていないことやヒアリが発見された場所が一般の人の立ち入りができないエリアになっていることから、周辺にヒアリが拡散した可能性は低いとしていますが、今後も調査を続けとのことです

 

<参考>東京都環境省ホームページ

夏バテに注意!

こんにちは!ママ薬剤師のカーコです

最近暑い日が続いています。皆さん体調はいかがですか。

今日は夏バテ対策についてご紹介したいと思います

 

☆夏バテの症状

 

・全身のだるさと疲労感

なんとなく体がだるく、疲れが取れにくい日が続きます。また、暑さによって睡眠不足になることも少なくありません。それによって、さらにだるさや疲労感が増すという悪循環に陥ることもあります。

 

・食欲不振

自律神経の不調によって消化器の機能も低下し、食欲不振に陥り、体に必要なエネルギーやビタミンの不足を招くことがあります。

 

☆夏バテの原因

高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと自律神経がフル稼働することで疲弊し、自律神経の乱れを引き起こすことが原因と考えられています。また、室内の空調による冷えや、暑い屋外との温度差も自律神経を乱れやすくしています。

 

☆夏バテ予防・改善法

 

・栄養バランスの良い食事をとること

疲労回復に効果的な玄米、豚肉、ウナギ、豆類、ねぎ、山芋などの良質なたんぱく質、またビタミンやミネラルを含む野菜や果物も積極的に取り入れてください。食欲増進には、香味野菜やスパイスの活用もおすすめです。

 

・不足しがちな水分をしっかり補給すること

「早め・こまめ」の水分補給がポイントです。少ない量でもこまめに水分を摂るようにしてください。また汗をかいて水分が失われやすい外出(外歩き)や就寝の前は、コップ1杯程度の水分を補給してください。

 

・ぐっすり眠ってからだを休めること

疲れをとるためには、ぐっすり眠ることも大切です。イグサ、竹、麻など通気性の良い天然素材や、ひんやりと感じる素材で作られた寝具などを選ぶのもおすすめです。暑くて寝苦しいときは頭部を氷枕で冷やすと、早めに寝付くことができるうえ、より一層深い眠りが得られます。扇風機は風が直接からだに当たらないように工夫してください。